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先日PC使用中にそれもHDDがなにやらガリガリ忙しくアクセスしている最中に電気が落ちてしまった。
これはまずいなと思い祈りつつ再起動してみたが案の定OSが起動しなくなってしまった。
やっちまったな!!

ちょうど優待アップグレード版のWindows7もありインストールするかどうか迷っていたため、
この機会にやってしまおうかということでWindows7〔x64〕64bit版をインストールすることにした。
Windows7は32/64bitどちらのディスクも同梱されているのだが、
32bit版では3GBの壁によってメモリを最大限使い切れないことによる弊害を感じていたのと将来性を考慮して64bit版を決断した。

・VistaからWindows7に乗り換えて感じた利点は

モニタの解像度をネイティブで使えるようになったことだ。
何を言ってんだよ、そんなのOSの問題じゃねえじゃんアホかグラフィックドライバの問題じゃねえのなどと早合点してもらっては困る。
まあこちらの環境的な要因でもあるのだが・・・
というのも今使っているものは24インチ・1920×1200の解像度の液晶モニタだ。
IODATA製のLCD-TV241XBR-2というモデルでアナログチューナーが載っているのでテレビとしても使っている。
1~2M程離れて視聴しているためにフル解像度で使うと文字が小さくてとても認識できるレベルではなかった。
Vistaでは文字サイズの調整をしても満足に使えるレベルではなかったので1650×1080の解像度にして使っていた。、
画面を引き伸ばしたような使い方をしているのでネイティブに比べて滲んだ印象だった。
Windows7ではその点考慮されていて文字サイズの調整幅が広がっていてネイティブでも充分認識できるようになった。
そしてネイティブ解像度になったおかげで滲みがなく クリアだ。

見やすくなった文字とアイコン
こんなに違う
目が悪くても安心

〔クリックで拡大〕

ちなみにwindows7での文字サイズ調整の方法は、

■ コントロールパネル→コンピューターの簡単操作→視覚ディスプレイの最適化→テキストとアイコンのサイズを変更します〔Z〕

で調整をすることができる。

・32bitアプリケーションは大体動く

Windows7〔x64〕にして一番心配していたのが以前のアプリが動作するかどうかだったのだが、
32bitで使っていたアプリケーションはほとんど動作した。
あっけなく動いて拍子抜け・・・杞憂だったようだ。

使えなかったのはバックアップソフトのTrueImage10くらいだった。


・7付属のVirtualPCはホストからゲストにドラッグアンドドロップができなかった

ホストOSからアプリをゲストにドラッグ&ドロップしてコピー、
動作確認することはよく行う作業なのでこれができないのは痛い。
設定すればできるようになるのかわからないがそれを調べることすらめんどくさかったので、結局付属版は使わないでVirtualPC2007SP1を入れた。
共存はできないのでどちらかを選択することになる。
付属VPCをアンインストールするときは元々OSの中に組み込まれているものなので普通のアンイスントールの方法ではない。

■ コントロールパネル→プログラムのアンイストール→Windowsの機能の有効化または無効化→Windows Virtual PCのチェックボックスを外す→OK→再起動





で無効化される。


Windows7に乗り換えるときにこれらのサイトは参考になった。

Windows 7 アプリケーション動作報告リスト

Windows 7 対応ソフトウェア(x64)

Windows x64 Edition まとめ Wiki



ひとつ非常に困った点があったのを思い出した。

SKNET MonsterTV HDUSという地デジを受信できるUSB接続のチューナーがある。
ある方法を使うとHDCPや録画したファイルを移動できない問題を回避して、巷の動画ファイルと同じように自由に扱えるようにできる。
スクランブルを解除してしまういわゆるTS抜きという裏技ができるすぐれものなのだ。

これの設定が非常にやっかいだった。

設定自体は今にして思えば簡単だったのだが情報を集めるのに丸1日を費やしたのだ!
64bit版ならではの問題だったのだが長くなるので次回記述したいと思う。

なんだかんだで以前と同じような環境に戻すのに丸2日掛かった。
OSのインストール本当に大変だ。

関連
Windows7〔x64〕・HDUSF環境でTS抜きする方法